サッカー日本代表 アジア最終予選サウジアラビア戦の所感

主夫業&育児

スポーツニュースを見てたら、オーストラリア対タイ戦の結果が。
2対1でオーストラリアが辛勝…

ん、もしかして最終予選これから?

慌ててテレビ欄を見ると、深夜2時からサッカー日本代表戦するやん!!

これを見ると朝4時に就寝することになる。
「イケる?朝、子供起こして学校行かせれる?」

迷った結果、絶対起きるという決心の元、リアルタイムで見ることに。

 

 

日本代表チームのフォーメーション

3-3-4の中盤が逆三角形の形。

前回のオーストラリア戦とフォーメーション自体は変わっていません。

◆FW

左 原口元気
中央 岡崎慎司
右 本田圭佑

◆MF

左 井手口陽介
右 柴崎岳
アンカー 山口蛍

◆DF

左 長友佑都
中央左 昌子源
中央右 吉田麻也
右 酒井宏樹

◆GK

川島永嗣

本田が先発復帰しましたね。
久しく活躍しておらず世代交代かとも言われています。
それに加えて、私見ですが本田の能力がチームのコンセプトに合っていないような…ちょっと厳しいかと思います。

柴崎は、ここまで来るのに時間かかったな~と言うのが率直な感想。
かなり昔から注目していましたが、スペインでどれだけ成長したか見ものです。

また、日本代表はロシアワールドカップの出場権を得ていますので、この試合勝敗それ自体には意味がありません。
一方、対戦国のサウジアラビアは勝てば最終予選突破、負ければプレーオフに回るという事で勝利必須!

日本側から試合に意味付けするならば、
・貴重な真剣勝負の場として勝ちにこだわる
・ワールドカップ本戦に向けての練習、選考の場
この2点になると思います。
どちらに比重を置くかは監督次第ですが、ディフェンスラインに変更が見られないので勝利に比重を置いたと思います。

 

日本代表メンバーの注目選手 岡崎慎司

センターフォワードは久々の岡崎。
以前は日本代表戦で2試合に1得点という超ハイペースで得点を決めてましたが、監督がハリルホジッチからは出場時間が激減したこともあって得点シーンがほとんど見られない状態に。

個人的に大好きな選手なので頑張って欲しいです。

 

日本代表メンバーの注目選手 井手口陽介

そして、前回のオーストラリア戦で大活躍の井手口陽介。
得点シーンはノリに乗った結果だと思うのですが、やはり特筆すべきはボール奪取力。
小柄な体型を活かした、すばしっこいプレス。

きっとオーストラリア人は忍者かと思ったに違いない!

オーストラリア戦で山口蛍はボールにあまり絡まず目立ちませんでしたが、絶妙なポジショニングでチームに貢献していたらしい。
そのおかげで井手口は活躍できたとのこと。

今回はどうなる?

 

試合評価

◆FW

左 原口元気 6.0
中央 岡崎慎司 5.0
→杉本健勇 5.0(67分IN)
右 本田圭佑 4.0
→浅野拓磨 5.5(HT IN)

◆MF

左 井手口陽介 6.5
右 柴崎岳 6.0
→久保裕也 ―(80分IN)
アンカー 山口蛍 5.5

◆DF

左 長友佑都
中央左 昌子源 5.5
中央右 吉田麻也 5.0
右 酒井宏樹 6.0

◆GK

川島永嗣 6.0

 

寝落ちしそうになりましたが、なんとか最後まで見れました。
結果は1-0でサウジアラビアの勝利。
狭いエリアでパス&ドリブルされてディフェンスずたずたにされて素晴らしいシュートでなすすべ無し。

日本代表選ではなかなか見られない失点シーンでした。
対戦相手のレベルが低いから(いわゆるアジアレベル)でもありますが、日本代表、特に香川・本田が得意な形で失点しましたので、なんか悲しかったです。

 

選手ごとの評価

ゴールキーパー川島はよくやったと思います。
失点シーンはノーチャンス。あのシーンを作られた時点ではシュートが正面に飛んでくることを祈るだけ。
ゴール右上隅に強烈なシュートを打たれたら無理。ノイアーでもカーンでも川口でも無理。

両サイドバックは積極的に攻撃参加してましたね。
酒井宏樹の代表デビュー当初は、高速センタリングだけの選手と感じていましたが、全てにおいてレベルが上がっていると感じました。
個人的にはウッチーの方が好きですが、身長が高いっていうのも酒井の武器ですね。ウッチーじゃ届かないセンタリングをクリアしていましたし。

益子はレギュラー定着した感がありますね。終始安定していたと思います。
以前の吉田のパートナーであった森重と比べるとパスのイメージは無いですが、ミスが無く安心して見れますね。
あのヘディングを決めていたらヒーローになれていたかも。

山口はミドルシュートは良かったですが、吉田と共にちょっとしたミスがよく見られる選手。
今回も危なっかしい場面がありました。
2人とも能力は日本最高峰なのですが、ポカミスがあるのがいただけません。山口はミドルシュートは良かったですが、吉田と共にちょっとしたミスがよく見られる選手。

井手口は期待通り。
彼、忍者ですw至る所で顔を出すわ、ボールを奪うわでとても頼もしい存在。
対戦相手にとって一番うっとうしい敵だったのではないでしょうか。
個人的にはワールドカップ本戦当確です。
文句ないので短めで失礼します。

柴崎はレベルの高さを随所に見せてくれました。パスセンス高い!
彼がボールを持つと攻撃のスイッチが入る事が見て取れます。
ただ、パスの受け手の疲れなのか連携不足なのかは不明ですが、パスの成功率はちょっと低いのじゃないかなと感じました。
今回の柴崎のポジションは高めということもあって、ライバルは香川か?
そう考えると、香川にはドリブルもあるので、今回の出来では香川に軍配があがります(彼は肩の負傷が癒えておらず、サウジアラビア戦の前に代表離脱)。

原口は倒れない!奪われない!
さすが海外組というところを見せてくれました。
全盛期の本田、中田ヒデばりのキープ力に俊敏性がプラスされている感じ。
最近はチームでも日本代表でも得点から遠ざかっていますが、日本代表のチームスタイルからは外せないメンバーです。

個人的に注目していた岡崎は不発!
持ち味なのは分かりますが、ちょっとチェイスし過ぎかな。攻撃時に足がついてこなくてシュートの精度がダダ下がり…
後半に杉本と交代したのも納得です。

本田は最悪でしたね。
コンディションが上がっていないという試合後の記事を見ましたが、まさにそう。
ボール持ちすぎ、前を向けない、バックパスばかり。判断も中途半端。
本田がボールを持つと攻撃が止まっていました。しかもキープ力が物凄く下がっているので奪われてカウンターを食らうという始末。
ハリルもコンディションが上がっていないことを把握していたということですが、何で試合に出したか理解不能です。
長谷部が代表離脱したから精神的支柱・経験値を期待してなのかもしれませんが、チームの駒としては最悪でした。
ピークを過ぎたとは思いたくありませんが…がんばれ本田!

浅野はまずまずのプレーを見せてくれたと思います。闘志というか、戦う姿勢が良かったです。
ただ、個人的には浅野が試合に出ているのが不思議。
同じ快速タイプの永井謙佑が日本代表に呼ばれている時期がありましたが、能力的には大差ない気がします。
快速なのはいいことですが、それを活かした得点シーンを代表選では見たことがありません。
特にレベルの高いチームと試合をすると、相手DFも快速を封じる術をいくつも持っているので、正直、彼レベルだと通用しないと思っているからです。

杉本はいいとこ無しでした。たぶん。
半分寝かけてましたので、見逃しているのかもしれませんが。
ボールに触れる機会が少なかったです。

久保は記憶にございません。
出場時間も短かったので評価無しということで。

 

また、乾を出さなかったのが不思議ですね。
前回のオーストラリア戦を見る限り、技術・戦術眼の高さを示していました。
コンディションが上がっていないのか、それとも原口にも平等にチャンスを与えたのか。

 

 

最後に

サウジアラビアの王子が57,000枚(だったかな?)のチケットを買い占めて国民を無料招待するという暴挙!
さすがですね。一体いくらになるのやら…

まあ、そのかいあって6万人強を収容できるスタジアムは満員。
テレビで見ていても凄い迫力です。

サウジアラビアが勝てばワールドカップ出場が決まるこの試合。
終了のホイッスルが吹かれると観客がなだれ込むのを期待したのですが、そこはお行儀がよかったです。

でも、柴崎がコーナーキックを蹴る際にペットボトルが飛んでくるシーンはいただけません。
何事もなかったようにスルーされていましたが、何かあった時にはサッカーをつまらなくします。

お酒飲みながらの松木さんの解説はサイコーに面白いけどね!

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