行政書士はmacOSを勝手はダメ!その理由・デメリットを解説します。

Mac

行政書士をはじめ、社会保険管理士、税理士、公認会計士、弁護士などの士業や官公庁を相手に仕事をしている場合、macPCはオススメできません。絶対です。選んではダメです!

という私は、行政書士になった当初にMacbookairを購入…そして大後悔…

もともとwindowsOSに慣れていて、使ったことが無いマックは当然使いづらい。それはもちろんなのですが、購入検討時には思いもよらないデメリットが後々発覚してきました。

結局、マックを使いつつスポット的にお古のwindowsのパソコンを使うという状態。Macbookを購入して数年たちますが、現在は仕事でマックを使うことは皆無です。

そんな私を反面教師として、士業の方、士業を志す方はぜひwindowsパソコンを選んでくださいね。

僕はマックを使いこなせていません。使いこなせればクリアできる点もあると思いますが、仕事にならないので使いこなす前にマックを予備PCに格下げしています。マックを使いこなせない僕がマックの悪口を言うと、マック愛好家の方からすると「そんなことねーよ」と思われる内容もあるかもしれませんが、ご容赦ください。

MacOSを仕事で使うメリット

「何はともあれ、カッコいい!」「持っているだけでセンスあるように見える!」というのは過去のものになりつつありますが、アップル社信仰はまだまだ健在です(僕はずっとiPhone使っています)。副業ブームが起こっていますが、喫茶店でマックを使って仕事する姿にはあこがれてしまいます。

ただ、このことって仕事上の実益とはあまり関係ありませんよね?デザイン系の仕事なら「この人、出来そう!」となるかもしれませんが、士業がマックを使っている姿を見る人が見れば、「この人、実務したことないのかな?」なんて思われるかもしれません。

といいつつ、士業がマックを選ぶメリットをご紹介します。

が、

ほとんどありません…強いて挙げるのであれば、

  • 「パソコンのスペックと価格を考えると割安であること」
  • 「パソコンとしての完成度が高い」
  • 「iPhoneとの連携がある」

くらいです。

windowsパソコンはOSをmicrosoft社が開発し、パソコンそのものは他のメーカーが開発していますよね(surfaceを除く)。macはOS、ハードともにアップル社が開発しています。そのため、OSとハードの互換性が高く、動作も快適です。起動時間も短く、サクサク動くのでストレスを感じることは少ないです。

こんな一般論的なメリットしか無いんです。残念ながら…

音楽や画像を扱う仕事であればメリットもたくさんあるはずなのですが、今回取り上げるのは士業とパソコンですので、ほとんど関係無いです。

ちなみにiPhoneとの連携は、メモ帳、アドレス帳、リマインダー、カレンダーなどの自動同期があります。電話もmacで出ることができますね。

ここから本題:MacOSを使うデメリット

僕が思いつくデメリットはこちら。

  • macは使いづらい
  • macにオフィスをインストールしても互換性が完全ではない
  • macは電子申請対応していない
  • macは無料アプリが少ない
  • macだと閲覧できないサイトあり
  • macだと使えないデバイスあり
  • 仕事できるか不安になる

macは使いづらい

windowsPCに慣れている方はmacを使いこなすのは大変です。ショートカットキーの組み合わせは変わりますし、最小化などの位置はwindowsと正反対。

基本的な機能はだいたい同じですが、設計思想が異なるので探すのも大変。windowsとは個々の名称が異なるのでかなり苦労します。

macにオフィスをインストールしても互換性が完全ではない

士業にとっては致命的なデメリットの1つです。word、excellなどの文書ソフトであるOfficeはwindows用ですが、mac用も販売されています。

ただ、100%互換ではないんです。

マックを仕事で使わなくなって数年経ちますので、現状とは異なるかもしれませんが、僕が使っていたころはマックで作ったファイルをwindowsで開くと文字位置が変わったり枠線がずれたりなんてことがありました(確か…)。お客様に作成したファイルを渡すこともありますので、こうなると致命的です。

他にも、動作が時々おかしくなったり、ショートカットキーがうまく効かなくなったりで、作業効率がかなり悪いです。また、オフィスに何かエラーが起こった時も大変です。windowsOSだと調べれば出るけれどmacOS特有のエラーだとお手上げです。販売台数が少ないだけに、個々人の体験談も少なく、解決方法が見つからないということもあります。

macは電子申請対応していない場合有

mac対応の電子申請もかなり増えてきました。しかし、一部では対応できていないものも。官公庁への手続きは電子申請が増えていますので行政書士等の士業も業務で電子申請をするケースが増えていますが、電子申請はwindowsOSのみの申請に当たった場合はまさに仕事にならないです。結局windowsPCも買わなければならない羽目になります。

mac対応していないものを挙げると、例えば、登記・供託で使用する申請用統合ソフトはwindowsOSのみ対応しています。e-Govの電子申請はmacも対応となっていますが、日本年金機構への申請は正常動作しないケースがあるそうです(2021年5月現在の情報)

また、仮にmacに対応していたとしても、古いOSしか利用不可なんてことも。最新版にアップグレードは簡単ですが、ダウングレードは…素人には難しすぎますし、そのためだけにダウングレードはセキュリティ面を考えると危険な行為です。

macだとサービス利用ができないサイトあり

セキュリティ上の問題があってサイトを閲覧するためのソフト:インターネットエクスプローラーは別のウェブ閲覧ソフト(ehge,clome,safariなど)に置き換わりました。

しかし、官公庁や教育機関の一部ではインターネットエクスプローラーでしかサイトサービスを受け付けていない場合があります。

macは無料アプリが少ない

これはびっくりしました。windowsだと無数に出てくる無料ソフトがmacだと全然出てこない…

macだと使えないデバイスあり

例えば、業務用複合機。市販用のものは標準でmac対応しているものがほとんどだと思いますが、業務用複合機はオプション扱いになっていることが多いと思います。オプションを付けていないとmacから印刷できないなんて事態もあるかもしれません。また、同じく業務用複合機の話ですが、プリンタとしての機能がwindowsよりも少なくなります(難しい話になるので割愛します)。

基本的にmacはパソコンの中ではマイノリティになりますので、windowと比べると全体的に対応できていないものが多いと思って下さい。

士業の皆さん、これでもmac買いますか?

少なくとも、士業が仕事をする上でmacが出来ることはwindowsでも出来ますが、反対の場合はそうでもないということです。

今後、macでも可能なことは増えていきます。しかし、基本的にはwindowの後追いになるはずですので、使い時に使えないかもしれませんね。

それでもmacを買いますか?

また、一応士業にお勧めするパソコンも紹介しておきます。

価格は10万円以上は欲しいところです。15万円前後で購入すれば間違いないと思います。安いパソコンだと処理速度が遅く、仕事に支障が出ます。文章を作成するだけなら安いパソコンでもOKですが、メールソフトを立ち上げつつ、調べ物をしつつ…となれば安いパソコンだとスピードが遅くて(もしくはそのうち遅くなって)かなりのストレスです。

windowPCのスペックの選び方:基本的に下記のスペック以上のものを選べば、あとは財布と求める機能の相談です。

・ディスプレイ:13~15インチ

・メモリ:8G以上

・記憶容量:256GB以上

・office(word、ecxelなど)

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