正月に高速バスを利用して一人旅に行ってきました。行きは深夜バスを利用したので静かに過ごせました。みんな寝るだけですし、乗っているのは全て大人。
そして帰りは昼間のバス。正月休みということもあって親子で乗車している家族もちらほら。僕自身はそこまで迷惑とは思いませんでしたが、子供席の前に座っていたおじさんがキレてしまわないかドキドキでした。
バス乗車状況
今回のバスは4列シート。中央通路を挟んで左右に2つ椅子があるタイプです。
バス乗車時は進行方向に向かって左側に少年2人、右側の通路側にその父親、窓側に僕です。少年は4歳と7歳くらいかな?上の子は小学1年生か2年生と想定されます。父親は40台といったところ。
この時は問題なかったです。少年たちは視界に入りませんでしたし、乗ったばかりということもあって大人しく座っていたのだと思います。
しかし、出発1時間後の休憩で席替えされてしまいました。
僕の隣に7歳くらいの男子が!
僕も父親をしているので多少のことは気にしませんが、こんなに酷いとは…
子供はジッとするのが苦手ですw
騒ぐ少年の気になった動作
僕の隣に座った少年A(推定7歳)は、数々の迷惑行為を繰り出します。
- 眠って頭を預けてくる
- シートベルトで遊んで、それが当たってくる
- 独り言をしゃべる
- 舌を鳴らす
- 地団駄を踏む
- お菓子を持つ手の肘がはっていて当たる
- ラムネが詰まって出てこないからボトルをたたいたり振り回したりする
眠って体を預けてくることは何も問題ありません。しゃーない。
問題はそれ以外です。
子供って周りが見えないんですよね~まず自分がしたいことが優先。肘やシートベルトが横の人にガンガン当たっていても気にしない、というか気づいていない?
少年Aは振動や音は周りの迷惑になっていることに全く気づいていないんでしょう。
前の席の人、かわいそう
僕が被った被害はかわいいもの。目くじら立てて怒ることではありません。
かわいそうだったのは、少年の前の座席のおじさん。
- 椅子を蹴る
- 椅子をたたく。リズミカルにたたく
- ドリンクホルダーにペットボトルを抜き差し。しかも強く
- ドリンクホルダーを上下にぎーこーがーこ
- 椅子の上部に手をおく。たまに頭に当たる
- 椅子の取っ手を握って揺さぶる
- 椅子をさわさわする
- 椅子にアクションしていた時間は運行時間の半分以上
手持無沙汰な少年は自分の前の座席を利用して遊び始めました。いや、遊ぶではないですね。ジッとしていられない感情を目の前の物にぶつけていたのかも知れません。
自分が座っているイスを何者かに触られていることを想像してください。ちょっとしたことでも背中越しに振動が伝わりますよね?そしてめちゃくちゃ不快です。
このかわいそうなおじさん、文句1つ言わず、何もアクションをしないまま終点まで乗っていました。
僕だったら…まず振り向いて状況を確認しますね。そして…
子供の罪は親の責任
公共施設での子供の行いは寛容な心で受け止めるべきです。マナーを理解できている子供なんて少数派ですし、幼くなればなるほど無理な話です。また、理解していたとしても心のコントロールができない子供が多いです。
いずれにせよ、子供には罪は無いということ。悪いのは親(保護者)。
親が責任をもって面倒を見なければなりません。大きくなっていれば別ですが、未就学児は当然目の届くところに置いておかなくてはなりませんし、やんちゃな子供であれば尚更です。
ただし、「しつけが悪い」と責め立てるのは少し違います。いくら厳しく躾をしてもダメな子もいますし、性格に寄るところが大きいです。また、発達障害の子だと色々な意味で難しくなりますしね。
親は子育てのプロではありません。試行錯誤しながら子育てを学んでいる最中です。
また、親も子供相手に疲れているでしょうし、目の届かない所で悪さをしても責任をなすりつけられるのは酷です(法的には責任ありますが…)。子供を睡眠薬で眠らせたり首輪を付けなければならなくなってしまいますしね。いずれにせよ、周りの大人は寛容であるべきです。
少年の父親のふるまい
子供が僕の肩に寄りかかって眠っていることに気づいたパパさんは、子供を僕とは反対側に引っ張ってどけてくれました。そこで、
「全然気にしなくて大丈夫ですよ」
と伝えました。子供二人の外出が大変なことを知っているので、わざわざこの程度の事を気になさらないでっていう気分です。
ただし、問題はこの後。「親、何もしない問題」が発生!
眠りから覚めた少年は、先ほど挙げたような迷惑行為をしまくるわけです。僕がされたことは可愛いものですし、横目では気づきにくいものもありましたので、特に親を責めようという気にはなりませんでした。
しかし、少年が前の席のおじさんにしたことは、大人であれば迷惑行為だと明らかに分かることです。
なぜ止めない!
一心不乱に他人の椅子を攻める我が子を、なぜ止めない!
きっと父親も疲れ切っていたのかもしれません。疲れすぎて、これくらいはセーフゾーンだろうと判断したのかも。
僕はというと、注意しようか悩んでいました。
でも、前の席のおじさんは無反応。少年に対しても親に対しても警告もしません。触らぬ神に祟りなしって考えていたのかもしれませんね。
そう思って僕はそっとしておくことにしました。おじさん、ごめんなさい。
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